iiRDS Consortiumの標準部会のネットミーティングの概要は以下のとおりです。
開催日:2022年10月11日 17:00~18:00 (ドイツ時間:10:00~11:00)
1. PASについて(Dr. Fritz)
Dr. FritzからPASの進捗状況について説明があった。
- 彼は、iiRDSのPASに関し、関係者からのコメントを収集するために設けられたIEC/TC3/WG28の主催者(コンビナー)をしている。
- 彼は、今年中に修正後のPASドラフトをWG28に提案する予定である。
- 2023年の初頭に、同WG28で、修正版の可否に関する投票を行う予定である。
- 2023年の春に、同PASを公開する予定である。
- Dr. Fritzは、iiRDSとVDI2770との連携を目指しDKE(German Commission for Electrical, Electronic & Information Technologies of DIN and VDE, Electrotechnical standardization – DKE)と協力を継続している。
2. ECLASS(eCl@ss)との協力(Dr. Fritz)
注)ECLASSは、多種多様な製品のクラシフィケーション(分類)システムである。ECLASSは、eCl@ss association e.V.(ISO – eCl@ss e.V. – eCl@ss e.V.)という協会によって維持されている。
- tekom/iiRDS Consortiumは、ECLASSの分類情報をiiRDSに取り込む目的で、ECLASSに提案活動をしている。
- 現状においては、ECLASSはVDI2770との連携を強化しようとしているようである。
- しかし、ECLASS側は、iiRDSに関しても連携対象としている。
- tekom/iiRDS Consortiumは、ECLASS側と良好な関係を維持しつつ、上記目的を達成しようとしている。
3. Industrie 4.0 – InterOpera Project アップデート
- シュタインバイス財団(www.steinbeis.co.jp/jp/index.html)は、iiRDSを彼らの将来的なビジネス展開のためのユースケース研究の対象とすることにした。
- この関係で、tekom/iiRDS Consortiumは、同財団に協力をしようと考えている。