技術研究

技術者自らが他者と切磋琢磨して技術を研鑽し、その成果に対する客観的評価を獲得する活動を通じて、技術力向上に取り組んでいます。

自社保有技術に基づく技術研究

ISEは、お客様の課題解決に役立つ商材を開発する技術者集団を育成するために、社内外でさまざまな活動をしています。


社員が保有技術について理解を深め、その価値を第三者に説明する経験を積む道場として、ISEはifLinkオープンコミュニティの活動に参加しています。ifLinkオープンコミュニティは、さまざまな業種の企業がIoTに関わる自社の技術やアイデアを持ち寄り、その活用法を考えるコミュニティです。

ifLinkランタンで運ぶ『未来色のあかりパレット』にISEの社員が技術協力しました

開催日:
2024年3月23日(土)~6月22日(土) ※土曜日開催

関連記事:

外部サイトに移動します:
ifLinkランタンで運ぶ『未来色のあかりパレット』みんなで力を合わせて、マンモス電球にあかりを灯そう!

当イベントについて鈴木浩先生(神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科)が情報処理学会第37回デジタルコンテンツクリエーション(DCC)研究会で発表を行い、優秀賞を受賞しました。
発表テーマ「ifLinkランタンで運ぶ未来色のあかりパレット: あかりをテーマとしたIoTコンテンツの開発と実践」
関連リンク(外部サイトに移動します):
第37回デジタルコンテンツクリエーション研究会
DCC研究会 優秀賞

ifLink商品showcaseに出展しました

ifLink商品showcaseは、組み合わせで使えるIoT部品人が使いたくなるIoTサービスをテーマに、商品や商品の芽、試作品を集めた展示会です。ISEは、介護テクノロジー導入をサポートするソリューションサービス「Right4ANSHIN(ライトフォーあんしん)」を紹介しました。

開催日:2023年11月10日(金)

場所:スマートコミュニティセンター(ラゾーナ川崎東芝ビル)3階共創センター Creative Circuit

ライトフォーあんしん/Right4ANSHINの紹介記事(note)
外部サイトに移動します:ライトフォーあんしん/Right4ANSHIN

Right4ANSHINのご紹介の様子はifLink商品showcase再生リスト(Youtube)からご覧いただけます。

WEB展示会場(note)はこちらからご覧いただけます。
外部サイトに移動します:ifLink商品showcase WEB展示会場

ライトフォーあんしん/Right4ANSHIN/R4Rは株式会社情報システムエンジニアリングの登録商標です。

ifLink×SEGA/ダーツライブによるIoT謎解きイベントにISEの独自技術worktransformを提供しました
写真:ifLinkでリアル謎解きイベント@東芝未来科学館

開催日:
2023年5月3日(水)~5月6日(土)、5月13日(土)、20日(土)、27(土)、
6月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土)

関連記事:

リアル謎解きイベント「ifLinkで、リアル謎解き~茶運び人形を取りもどせ!~」への技術提供
外部サイトに移動します:ifLink×SEGA/ダーツライブによるIoT謎解きイベントの開催

ifLinkオープンコミュニティが東海大学で実施した体験授業で、ISEは独自技術やIoTの活用について発表しました

開催日:2022年6月3日(金)

東海大学での体験授業の様子(Facebookページ):東海大学で体験授業を実施しました

メディア掲載

Web Designing2023年6月号に記事が掲載されました

外部サイトに移動します:AI活用×IoTで介護・介助現場の課題解決に挑む Web Disigning2023年6月号掲載

関連記事:
外部サイトに移動します:『エッセンシャルワーカーの課題を考える部』のご紹介(note)

Web Designing2023年2月号に記事が掲載されました

外部サイトに移動します:現場の想いを実現する 複雑な現場こそコミュニケーションの加速を! Web Disigning2023年2月号掲載

Web Designing2022年12月号に記事が掲載されました

外部サイトに移動します:技術者が切磋琢磨する環境づくり ~次代の課題解決を担うデジタル技術浸透のために~ Web Disigning2022年12月号掲載

ifLinkオープンコミュニティ

外部サイトに移動します:ifLinkオープンコミュニティ

ifLinkは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の登録商標です。

AI活用基盤構築及び教師データの開発

国際患者対応支援システムにISEのworktransform®技術が採用されました

ISEのworktransform®技術が、公益財団法人神戸国際医療交流財団が推進する海外にいる患者の日本への受け入れ事業(国際患者対応)に関連して開発した、両者のコミュニケーション支援システムに採用されました。

外部サイトに移動します:
公益財団法人神戸国際医療交流財団 プレスリリース(2024年2月29日)
新たなシステム「医療及び介護コミュニケーション支援のためのAI活用基盤構築及び教師データ」を開発

公益財団法人神戸国際医療交流財団(神戸市)、神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(神戸市)、株式会社エレクトロスイスジャパンとの共同研究

ISEは、株式会社エレクトロスイスジャパン(神戸市)、公益財団法人神戸国際医療交流財団(神戸市)、神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(神戸市)と、医療及び介護コミュニケーション支援のためのAI活用基盤構築及び教師データの開発しています。

この共同研究は、2021年8月20日に令和3(2021)年度「兵庫県最先端技術研究事業(COEプログラム)」(*)に採択されました。

*この事業は令和4年度から「成長産業育成のための研究開発支援事業」に名称変更されました。
成長産業育成のための研究開発支援事業(旧COEプログラム)
(外部サイトに移動します)https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr09/ie03_000000002.html

Signal Processing技術の応用研究

会津大学との共同研究

ISEは、2020年7月から会津大学(*)(コンピュータ理工学科 情報システム学部門:陳 文西 教授)と産業人材育成と産業創成につなげる共同研究を開始しました。
同大学が保有する生体信号モニタリング技術(**)で得られたデータを解析し、共同研究を通じて「生命や健康の現場」に役立つ知識や情報を導く技術の確立を目指します。

*会津大学(外部サイトに移動します)
https://www.u-aizu.ac.jp/
**本共同研究で活用する生体信号モニタリング技術は、入浴中の心電信号を浴槽内に埋め込んだ複数電極から非接触で計測し、最新アルゴリズムを用いて信号処理とデータ解析を行う技術です。導出された胸部誘導を含んで23誘導の信号を有しており、従来手法より多くの信号をモニタリングできることが特徴です(会津大学特許出願済:特開2018-82893)。

リアルハプティクス技術の実装化

慶應義塾大学ハプティクス研究センターとの共同研究

ISEは2018年8月から、リアルハプティクス技術(*)の産業分野での活用をめざし、慶應義塾大学ハプティクス研究センター(**)と共同研究を進めています。リアルハプティクス技術の応用により、エッセンシャルワーク(***)の高付加価値化を図り、社会課題の解決に貢献する技術とソリューションの実用化を目指します。
慶應義塾大学との共同研究の実績一覧はこちら

*リアルハプティクス技術:慶應義塾大学ハプティクス研究センターホームページから抜粋
現実の物体や周辺環境との接触情報を双方向で伝送し、力感触を再現する技術。
慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュートの大西公平特任教授、理工学部システムデザイン工学科の野崎貴裕専任講師らが開発。
**慶應義塾大学 ハプティクス研究センター(外部サイトに移動します):https://haptics-c.keio.ac.jp/
***エッセンシャルワーク:人々が生活する上で欠かせない業務。医療、介護、接客、設備保守、農林業など、社会生活を支える仕事を指しています。エッセンシャルには「必須の」という意味が込められています。

コミュニケーション技法の研究

ハンズフリーデバイスにおけるコミュニケーション技法(大阪大学COデザインセンター)

当社社長の黒田聡は、大阪大学COデザインセンター招へい准教授(2018年7月から2022年3月)として、コミュニケーションに関する講義に加え、ハンズフリーデバイスにおけるコミュニケーション技法について研究しています。
研究対象は、設備保全や医療・介護などの現場作業者に対して「必要な情報を、必要なときに、必要な量だけ」もたらす技法です。認知心理学領域において実証的研究が進む連続型テキスト(文字)や混成型テキスト(文字と図)とは異なり、複合型テキスト(ハンズフリーデバイスが提供する情報もこれに準じる)における認知に関する実証研究が少ないため、実装技術と表現術を包含するコミュニケーション技法として開発します。

安全対策実装の阻害要因を緩和する情報共有のしくみの考案及び実証的研究の推進体制の構築(京都大学大学院医学研究科)

当社社長の黒田聡は、京都大学大学院医学研究科の非常勤講師として、健康情報学Ⅰの講義に加え、安全対策実装の阻害要因を緩和する情報共有のしくみの考案及び実証的研究の推進体制の構築について研究しています。
院内業務手順の設計及び文書化を担う臨床工学技士とチームを組んで、コミュニケーション技法、知識の構造化及びウェアラブルデバイスを組み合わせる医療従事者向け情報共有のしくみを考案するとともに、その実効性を確認する実証的研究の推進体制作りに取り組んでいます。