FramaMakerとISEの制作効率化プラグインを使って、製品・サポート情報を制作する際の繰り返し作業をRPA化します。
課題
作業のほとんどは、オリジナルに対する修正/更新
→ 毎回1から作るわけではない。
修正すべき箇所が修正され、修正のないところには変化の必要がない。
→ 「効率追求」と「あたりまえ品質」の確保
これで解決
- 差分修正に着目するIT活用
- チェック作業の短縮化と品質向上を両立
「FrameMaker」+「ISE制作効率化プラグイン」で業務効率の向上!
FrameMakerプラグインのメリット
時間のかかるチェック作業の大幅短縮を実現
- 変更箇所を「見える化」し、チェックするべき箇所を視覚化。
- マーキングされていない箇所は修正が発生していないためチェック不要。
- チェック対象外が視覚化され、作業効率の向上を実現。
差分翻訳対象の英文抽出作業の自動化により、工数削減と翻訳費用の圧縮が可能
- 前回翻訳依頼時の情報と比較、翻訳が必要な段落のみ自動的に抽出。
- 多言語DTP向けのレイアウト指示作業が不要に。
- 余計な翻訳費用(100%マッチ調査費用)の発生を抑えることが可能。
- AI自動翻訳 T-4OO、T-3MTに直接取り込める差分翻訳ファイルの入出力が可能。
ターゲット言語での作業削減、反映漏れを防ぎ、品質向上を実現。
- 訳文の取り込みを自動化、自動的に配置
- ターゲット言語での差分翻訳取り込みの自動化
- ターゲット言語のDTP作業が不要に
用語管理による表現のばらつきを排除
- 執筆段階、翻訳工程での用語や表現の不統⼀を排除。
- 固定訳語の内容更新は、定義ファイルを修正すれば、⼀括で更新が可能。
- 定義ファイルは複数ドキュメントで共通利用が可能。言語での切り替えもメニューから⼀括操作。
業務効率向上を効果的に進めるためのISEの経験に基づく独自ノウハウの活用
ワークフロー改善コンサルティングサービス
- これまでの業務ワークフローの分析
- ツール導入に伴う最適なワークフローの検討および導入支援
オリジナルソースの知識化改善サービス
- オリジナルソースのマネジメントにフォーカスできる仕組みの検討
- 利用ユーザーが求める情報単位での、知識体系の再構成支援
運用ガイドラインの整備、標準化
- 企業内、グループ会社、制作会社への適用を前提とするワークフローと標準化ガイドラインの作成
- 国際標準(IEC、ENほか)、中国国家標準(GB)への対応支援
ISE制作効率化プラグイン – FrameMakerプラグインの特徴
FrameMakerプラグインは、フロントエンドにAdobe FrameMakerを採用し、DTD不要の自由度の高い構造化を実現しました。
- 変更箇所を「見える化」
- Excel原稿を取り込み
- 翻訳箇所を自動抽出、多言語DTPの自動化し、翻訳量を削減
- Excelと連携した用語管理
- 類似派生機種を効率的に制作
特徴1:変更箇所を「見える化」
変更箇所を視覚的に管理(管理コスト低減)
英語の改訂情報を「レビジョン(校)」単位で管理します。各校で、どの段落の変更がされたかを管理できます。
翻訳者とのコミュニケーションロスを低減
マーキング表示状態でPDFを作成し、翻訳者への指示に活用することが可能です。
※類似機種との比較や、追加・変更・削除の比較が可能な、オプション機能もご用意しています。
特徴2:Excel原稿を取り込み
指示原稿の反映作業を自動化
Excelファイルで原稿作成を依頼できます。Excelファイルに記入した原稿は、原稿作成指示をした段落に自動で流し込まれます。
目視で場所を探して、テキストをコピー&ペーストする作業が自動になります。
作業者はレイアウトの調整と内容チェックに注力することが可能です。
特徴3:翻訳量を削減
差分情報の抜き出し作業が不要に
前回翻訳依頼時の情報と比較し、翻訳が必要な段落のみ自動的に抽出します。翻訳依頼時の英文抽出作業、多言語DTP向けのレイアウト指示作業が不要になります。
ターゲット言語のDTP作業が不要に
訳文が自動的に配置されるため、工数削減、反映漏れの予防に効果があります。
翻訳費用を低減
TRADOSでマッチをかける前に、翻訳が必要な箇所だけ書き出しできるため、翻訳費用(100%マッチ調査費用)を抑えることが可能です。
特徴4:Excelと連携した用語管理
用語、表現のばらつきを排除
製品特有の用語、機能名、製品名等の用語を、外部定義ファイルで管理できます。執筆段階、翻訳工程での用語や表現の不統一を排除します。一度設定した固定訳語の内容を更新したい場合は、定義ファイルを修正したあと、一括で更新が可能です。
特徴5:類似派生機種を効率的に制作
機種固有情報の切替で、複数機種の記載を一元管理
土台を共通とし、記載が異なる箇所について機種ごとの記載(機種固有情報)を作成することで、シングルソースを実現します。
複数派生機種を一元管理することが可能です。機種固有情報をセパレーター(デリミタ)で区切ることで見える化、編集中の誤編集を予防します。
特徴6:日本語校正支援
編集中の日本語校正を支援
レイアウトを見ながら直接校正・指摘反映ができるため、指摘の反映ミス低減が可能です。別途辞書データを整備することで、複数ドキュメント間でも用語や表現の統一が可能です。
特徴7:AI自動翻訳 T-4OO/T-3MTとの連携機能による翻訳支援
編集中ファイルを、AI自動翻訳で必要な時に翻訳します。
ファイル翻訳機能
翻訳したいときに、変更箇所だけを翻訳し、ターゲット言語の該当箇所に取り込みます。
インタラクティブ翻訳機能
日本語で執筆しながら、該当箇所を日英翻訳し、さらに英日のリバース翻訳できるインタラクティブ翻訳機能の活用で、翻訳しやすい日本文作成を日本語で確認しながら行えます。
Adobe FrameMakerの本体機能との違い
プラグイン基本機能
# | 項目 | Adobe FrameMakerの場合 | 本プラグインの特長 |
---|---|---|---|
01 | 変更箇所マーキング機能 | 「テキスト編集のトラック」 | 複数レビジョンを比較し、変更箇所をマーキング。 |
02 | XML Export / Import機能(差分翻訳) | なし(全文を翻訳メモリにかける) | 差分比較機能で、翻訳が必要な箇所だけXML出力。 全文を翻訳メモリにかける必要なし、100%マッチ調査費用を抑える効果あり。 |
03 | 固定訳語機能 | 「変数」 | 複数言語版の用語を、外部定義ファイルで一元管理。 |
プラグインオプション機能
# | 項目 | Adobe FrameMakerの場合 | 本プラグインの特長 |
---|---|---|---|
01 | スペック情報Excelシート連携対応 | 「変数」 | 複数機種で異なる用語(数値)も、外部定義ファイルで一元管理。 |
02 | 指示依頼/取り込みExcel連携対応 | なし | 指定した段落のテキストをExcel形式で抽出、取り込み。 |
03 | 派生機の差異比較対応 | なし(PDFにしてからAcrobatの機能で比較、など) | 任意のファイルを比較、変更箇所をマーキング。追加、変更、削除が識別可能。 |
04 | 日→英→多言語展開対応 | なし | 3階層の多言語展開をサポート。 |
05 | シングルソース対応 | 「コンディショナルテキスト」 | 複数機種の情報を、1ファイルで管理。 機種固有情報をセパレーター(デリミタ)で区切ることで見える化、編集中の誤編集を予防。PDFに出力も可能。 |
06 | 機種固有情報管理対応 | 「インセットテキスト」、またはCMSとの連携 | DBサーバーやCMSを使用せずに、文章の一部を機種固有情報として複数ドキュメントから共通利用可能。 |
07 | 日本語校正対応 | なし | 日本語校正エンジンJust Right!と連携。レイアウトを見ながら、編集中ドキュメントを直接校正可能。 |
08 | T-4OO連携 | なし | AI自動翻訳T-4OOと連携。翻訳にかかる時間やコストを削減可能。 |
FrameMakerプラグインに関するよくあるご質問
他社所有商標に関する表示
- Just Right!4/5/6およびJust Right!サーバー 校正エンジンは、株式会社ジャストシステムの製品です。
- 「Just Right!」は、株式会社ジャストシステムの登録商標です。
- AdobeおよびFrameMakerは、Adobe KK(アドビ株式会社)の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
- SDL TRADOSおよびTRADOSは、英国SDL Plcの登録商標です。
その他
- 本製品は、日本国内でのみご利用いただけます。
- 記載された内容および製品の仕様は、改良のため予告なく変更されることがあります。