【Just Right!・ATOK活用ガイド / Just RIght!活用コラム / Just Right! はじめの一歩】
インストール後、すぐに使うための最小限設定
Just Right!をインストールした後に「何からはじめればよいかわからない」なんて事にならないように、インストール直後の初期状態から最小限、何を設定すればよいのか手順をまとめました。まずは、この手順を追いながら設定するだけで、次の一歩も見えてくるはず。お試しください。
主なトピック
・設定の流れ
・校正設定の作成
・ユーザー辞書の作成
・校正設定とユーザー辞書の紐づけ
・設定したあとには
設定の流れ
Just Right! には、「誤りチェック」、「字種統一」、「長さチェック」などの項目のうち、どの項目に基づいて校正を行うか、あらかじめチェック項目がセットされた「校正設定」がいくつか用意されています。この用意された校正設定を選んで校正をするだけでも有効なのですが、より効率的な校正を行ったり、独自の設定や用語辞書に基づいて校正するためには、独自の「校正設定」を作成して辞書と紐づけする必要があります。
次の3ステップだけです。
校正設定の作成
まず、細かい設定はさておき、独自の「校正設定」を作成します。
1.ツールバーの[校正設定]を選択します。
2.表示されるダイアログで[*標準]を選び、[新規作成]ボタンを選択します。
3.表示されるダイアログで校正設定名を入力し、[OK]ボタンを選択します。校正設定名は、任意で自分でわかるように設定名を入力ください。(画面の例では、「テスト」と入力)
4.表示されるダイアログで、[OK]ボタンを選択します。
これで、ひとまず「テスト」という名前の独自の校正設定が作成されました。
ユーザー辞書の作成
次に、独自の用語辞書を登録する「入れ物」としてのユーザー辞書を作成します。
1.[ツール]メニューから[校正用辞書ユーティリティ]を選択します。
2.「校正用辞書ユーティリティ」の画面で[ファイル]メニューから[新規作成]を選択します。
3.表示されるダイアログで辞書ファイルの名前を入力し、[OK]ボタンを選択します。
これで、ひとまず「テスト」という名前のユーザー辞書が作成されました。
作成直後の辞書の中身は空のままです。
校正設定とユーザー辞書の紐づけ
最後に、作成した独自の「校正設定」とユーザー辞書を紐づけます。
1.再度ツールバーの[校正設定]を選択します。
2.表示されるダイアログで[テスト]を選び、[編集]ボタンを選択します。
3.表示されるダイアログで[校正用辞書]を選び、[参照…]ボタンを選択します。
4.作成したユーザー辞書を選び、[開く]ボタンを選択します。
(もし、辞書ファイルが見つからなかった時の対応方法)
ユーザー辞書が見つからなくなった場合は、C:\Users\ログインユーザ名\AppData\Roaming\Justsystem\Commonフォルダを確認してください。途中のフォルダが表示されない場合は、Windowsのフォルダーオプションにて、[隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する]を選択してください。
5.ユーザー辞書欄に、ユーザー辞書のファイル(拡張子.dic)へのパス情報が入力されたことを確認し、[OK]ボタンを選択します。
これで、校正設定とユーザー辞書の紐づけは完了です。
設定したあとには
実際に校正を行いながら辞書登録を行ったり、チェック項目を変更したりして、さらに独自の校正設定、ユーザー辞書を進化させてください。
Just Right!・ATOK活用ガイドの下記項目を参照してください。
・Just Right! の校正設定と項目
・「校正用ユーザー辞書」への登録
・組織内で統一した設定や辞書で校正する方法
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