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「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書を活用する」の記事で触れた、「指摘対象からはずす」操作のように、校正しながら辞書に登録するその他の方法について補足します。
校正しながら辞書登録する時の注意点
・校正しながら辞書登録する方法1:「辞書に登録…」
・校正しながら辞書登録する方法2:「選択範囲を辞書に登録」および「指摘を追加」
校正しながら辞書登録する方法1:「辞書に登録…」
「辞書に登録されていません」という理由で指摘された用語については、「指摘対象からはずす」こともできますが、下記画面に示すようにその場で「辞書に登録」することもできます。
このまま「単語」欄のみ入力された状態で[OK]をクリックすると、校正用ユーザー辞書に登録され、「辞書に登録されていません」という理由では指摘されなくなります。
校正しながら辞書登録する方法2:
「選択範囲を辞書に登録」および「指摘を追加」
指摘された箇所かどうかに関わらず、Just Right!上で単語を選択して右クリックすると、「選択範囲を辞書に登録」および「指摘を追加」が選択できるようになります。
①「選択範囲を辞書に登録」
こちらを選択すると、「校正結果」欄の「辞書に登録…」を選択したときと同様に、校正用ユーザー辞書に登録できます。
②「指摘を追加」
こちらを選択すると、簡易的なダイアログが表示されます。登録先についての説明、読みや品詞の指定欄がありません。
Just Right!のヘルプで検索しても「本文の文字列に、独自の指摘箇所を追加することができます。」という説明だけで、その用途やどこに登録されるのかといった点はわかりません。
この「指摘を追加」で追加した指摘は、辞書に登録されるわけではなく、該当する校正を終了(Just Right!を終了)すると消えます。間違って「指摘を追加」の操作を行っても校正を終了(Just Right!を終了)すれば指摘はされなくなりますのでご安心ください。校正しながら辞書登録をしていたときに「おや?」と思った点でしたので共有させていただきました。