ATOK においては、どのように変換機能を利用するか、どのように辞書を使い分けるかによって、文字入力の効率に差が出てきます。また、組織内で辞書や設定の共有化をすることで、表記揺れや用語の統制などが図れます。そのため、目的にあった結果が得られるよう、環境を最適化する必要があります。
ここでは、ATOK をインストール後、初めて利用する際の環境設定についてご説明します。
目次
利用環境設定
① ATOK を含むジャストシステム製品をインストール後、再起動すると「スタートアップツール for ATOK」が起動します。

すでにインストール済みの場合や、再起動後に「スタートアップツール」が起動しない場合は、「スタート>すべてのアプリ> ATOK」から、「スタートアップツール for ATOK Pro4」を起動します。

②そのパソコンで、すでに ATOK をお使いで、かつバージョンアップでインストールされた場合は、「標準」を選択します。
MS-IME 時を普段ご利用、もしくは新規インストールの場合は「手動」を選択します。

③「標準」を選択された場合、旧バージョンの ATOK 設定を引き継いで終わりです。
実行ボタンをクリックしてください。

④「手動」を選択された場合、引き継ぐ元のキー設定を選びます。
初めて ATOK を使われる方、もしくは MS-IME から操作感が変わることを懸念される場合は、日本語入力システム一覧> Microsoft MS-IME を選択してください。
※ MS-IME(WindowsOS 標準の日本語入力システム)と同じ操作感で、ご利用いただけます。

⑤カナ入力か、ローマ字入力かを選びます。

⑥ ATOK 標準のキー操作、MS-IME 風のキー操作かを選びます。

⑦既存の日本語入力環境から、登録された単語を引き継ぎます。

⑧設定を確認して、最後に「実行」をクリックします。

