tekom/iiRDSコンソーシアムから入手した最新情報(2023年12月19日時点)

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1. iiRDSがPAS(publicly available specification:公開仕様書)として公開

IECは、2023年10月に「IEC PAS 63485:2023 Intelligent Information Request and Delivery – A process model for the exchange of information for use」を公開した。

2. 活動報告

  • Development Working GroupはiiRDSバージョン1.2を完成し、11月10日からオンラインで配信をしている。SKOSのラベル付け、改訂された定義、ECLASSなどの外部クラシフィケーション(分類)との連携機能を備えている。
  • Tools-Validation-Content Working Groupは最近、2つの新しいプロジェクトに取り組み、リクエストパートとDITA-OT用プラグインの開発契約の締結に成功した。
  • 我々は当初インターオペラプロジェクト「Intelligent Information for Use」のユースケースサプライヤーであった。Industry 4.0の資産管理シェルのサブモデルの開発には、多くのコンソーシアム会員が参加した。仕様はドイツ語で提供されている。我々がアンバサダー(大使)として参加したもう一つのインターオペラプロジェクトは、「Digital Standards Datasheet(デジタル標準データシート)」であった。我々は引き続きIDiSプロジェクトにも貢献をする。
  • 我々は、最初の資金提供がなされたパイロットプロジェクトを完了し、それらのプロジェクト結果をtcworld conferenceで発表し、更に、資金調達のための4つの新しいプロジェクトを獲得した。
  • iiRDSオンライントレーニングを実施した。2024年春に再度開催予定である。
  • 我々は大学にiiRDS活動の普及のための協力を呼びかけた。大学でiiRDSのゲスト講演を行うなど、これらの活動を支援することに興味がある会員は、Ms. Susanne Lohmüllerにお問い合わせ願いたい。
  • 我々はiiRDSのホワイトペーパーとiiRDSの記事を「techniische komunikation」と「tcworld magazine」に掲載した。

3. 今後の予定

  • 2024年度は、多くの計画が立案されており、情報要求パーツとDITA用のiiRDSプラグインなどの幾つかのプロジェクトはすでに進行中である。
  • 3月には、パイロットプロジェクトの資金申請が開始される。
  • 4月には、オンライン研修が開始される。
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