Just Right! の辞書

校正辞書

誤りチェック、用語基準チェック、表現洗練チェックなどに使われる辞書です。

※共同通信社記者ハンドブック校正辞書、医療校正辞書、ライフサイエンス校正辞書を、別売オプション辞書としてとして、ご用意しております。

<標準辞書>
  • 誤りチェック用
    誤字脱字/仮名遣い/慣用表現/呼応表現/二重敬語 etc.
  • 用語基準チェック用
    送り仮名/難しい語の言いかえ/旧字体/商標,商品名 etc.
  • 表現洗練チェック用
    重ね言葉/二重否定/修飾関係/並列関係 etc.
標準辞書の中身は編集できませんが、校正設定を変更することで、この辞書による指摘のオンオフを機能ごとに使い分けて校正することができます。
<ユーザー辞書>
  • 製品出荷時の校正設定に共通して、空の状態の「JSPRF2U.dic」が1つ用意されています。
作成数に制限はなく、1校正設定あたり、最大6個まで設定・同時利用可能です。
標準辞書で「指摘箇所を対象から外す」ようにして、次回から同じ理由で指摘されないよう登録できます。
※用字用語だけでなく、語句の出現パターンを登録してチェックできる「ルール辞書」や、品詞や読みなどを追加情報無しに登録ができる「表記揺れ辞書」なども設定可能です。

スペルチェック用辞書

スペルチェックで使用される辞書です。

<標準辞書>
  • 英単語辞書
    英単語、外国の地名、人名、企業名 etc.
  • 日本語名称辞書
    ローマ字表記の日本の地名、人名、企業名 etc.
<ユーザー辞書>
製品出荷時の校正設定に共通して、空の状態の「JSENG2U.USS」が1つ用意されています。
作成数に制限はなく、1校正設定あたり、最大4個まで設定・同時利用可能です。標準辞書で「指摘箇所を対象から外す」ようにして、 次回から同じ理由で指摘されないよう登録できます。

Just Right! で設定できるユーザー辞書には、以下のようなものがあります。

①校正用ユーザー辞書

登録した単語を書き込む辞書です。ユーザー辞書には、固有名詞や専門用語など、標準辞書にない単語を登録することができます。このため、用途や使い勝手に合わせた辞書を作って、使い分けることができます。

②スペルチェック用ユーザー辞書

登録した単語を書き込む辞書です。

ユーザー辞書には、固有名詞や専門用語など、標準辞書にない単語を登録したり、標準辞書の単語を削除単語として登録したりできます。このため、用途や使い勝手に合わせた辞書を作って、使い分けることができます。

③表記揺れ辞書

表記ゆれ辞書とは、表記を統一したい単語のグループを登録できる辞書のことです。たとえば、「今年度」と「本年度」など、標準で用意されている辞書ではチェックできない単語の表記ゆれを指摘できるようになります。

④ルール辞書

単語の出現パターンを指摘条件として登録できる辞書のことです。

※③、④については、このガイドブックでは解説しておりません。③は Just Right!に付属しているマニュアル P34、④は P36 および、ルール辞書作成フォルダにインストールされた、説明資料一覧「index.html」をご参照ください。