誤りチェック

「誤りチェック」は、入力ミスなどの間違いがないかをチェックするための設定です。

誤字脱字

入力ミスや編集ミスによる誤字脱字、句読点が連続している箇所、誤って表記された熟語・外来語をチェックします。辞書に登録されていない単語は、未登録単語としてチェックします。

※チェック・指摘できないパターン

Just Right! は文節区切りをして前後関係で明らかな間違いを指摘します。誤字脱字で文節がきちんと解析できない場合や、助詞の誤りが判断できない場合などがございます。

例)学校か帰った。(「から」の「ら」の脱字、機械的な判断ができない。)
例)人は生きている。人に生きている。(「は」か「に」か、機械的判断ができない。)

仮名遣い

昭和 61 年内閣告示の「現代仮名遣い」に基づいて、間違いやすい仮名遣いをチェックします。指摘箇所には、訂正候補が表示されます。

慣用表現

誤って使われている可能性のある慣用的な言い回しをチェックします。指摘箇所には、正しいと想定される慣用表現が、「※」マーク付きの訂正候補として表示されます。

呼応表現

後ろに決まった言い方を伴う副詞などについて、呼応する表現がないものをチェックします。

ら抜き表現

「~できる」という可能の意味の「~られる」がら抜きで使われている箇所や、可能動詞に可能の意味の「れ」が余分に挿入されている箇所(れ足す表現)をチェックします。

さ入れ表現

使役や謙譲の意味の「~せる」が、さ入りで使われている箇所をチェックします。指摘箇所には、訂正候補が表示されます。

二重敬語

1 つの語に対して、同じ種類の敬語が二重に使われている箇所をチェックします。指摘箇所には、訂正候補が表示されます。

同音語誤り

誤った同音語の可能性がある箇所をチェックします。「少なめ」「多め」の選択も可能です。指摘箇所は、訂正候補と用例が表示されます。

少なめ:誤りの可能性が高い箇所のみ。

多め:誤りの可能性がある箇所を幅広くチェック。

西暦・和暦

西暦と和暦の記載の誤りを指摘します。指摘箇所には、訂正候補が表示されます。

和暦の初年

和暦の初年を「1 年」と表記するか「元年」と表記するかを指定します。

  • “1 年”に統一:「1 年」に統一
  • “元年”に統一:「元年」に統一
  • 統一しない:和暦の初年標記については指摘を行いません。